ビザについて

カナダを訪れる際に必ず必要になるのが、電子渡航認証（eTA）、または入国/滞在査証（ビザ）です。
日本人がカナダを訪れる際には以下の 3 つのビザのうちどれかひとつを所持していれば入国の際に問題はありませんが、それぞれのビザで滞在中にどんなことがカナダでできるのかが決まってきます。
まずは自分の取得するべきビザがどういったものなのかをしっかり把握しておきましょう。

• 電子渡航認証（eTA・ Electronic Travel Authorization）
• 就学許可証（学生ビザ・ Study Permit）
• ワーキングホリデービザ (Working Holiday Visa)
• 就労許可証（就労ビザ・ Work Permit）

カナダ入国の際に、日本国籍を持つ(日本のパスポートを所持している)方で、カナダ入国目的が、観光、親族訪問、出張、会議出席、学会発表、市場調査、契約締結などの目的の場合はビジター扱いとなり、入国要件を満たしていれば最長で 6 ヶ月の滞在が認められています。
また、 6 ヶ月以内のプログラムであれば、学生ビザ不要で学校に通うことも可能です＊＊（一部例外を除く）。
さらに、ワーキングホリデーや学生として１度カナダに入国された方がワーキングホリデーや就学の期間を終えた後に観光ビザに切り替えて、滞在期間を延長することなどもできます＊＊（カナダ国内申請可。しかし現行のビザの有効期限内に申請することが必須）。

eTAの申請はオンラインの簡単な手続きにより行えます。ほとんどの申請者が数分以内に（Ｅメールで）eTAを取得できますが、関係書類を求められた場合などは取得まで数日かかることもあります。カナダへのフライトを予約する前にeTAを取得することをお勧めします。

eTA申請方法とeTA申請はこちら

就学許可証は、カナダで就学するために必要なビザです。日本人の場合、就学期間が6ヶ月以内のプログラムであれば通常は就学許可証が免除されますが、カナダで合計6ヶ月を超えて勉強をしたい場合は日本を出発する前に学生ビザの申請・取得が必要になります。
学生ビザを取得するために必ず必要になる書類が、学校からの入学許可証（ Letter of Acceptance ）です。

日本から学校を申し込む場合、まずは学校へ入学申請するところから手続きが開始となるので、学生ビザで留学をお考えの方は、できる限り時間に余裕を持って留学準備することをお勧めいたします。

カナダで仕事をするためには、必ず就労許可証が必要になります。日本人留学生の多くが利用するワーキングホリデービザも就労ビザのひとつです。
通常カナダで就労するには、カナダの雇用主から仕事の提供を受け、入国前に就労許可証申請書類を取得しなければなりません。（ワーキングホリデービザは除く）

詳しくは、カナダ移民局オフィシャルウェブサイトをご覧ください。

ワーキングホリデービザは就学の制限は6か月までとあるものの就労が自由にでき、自由度の高い1年間のビザとなります。
英語を学びながら働いたり、旅行をしたり自由に1年間過ごせ、若者に人気です。

概要としては下記をご確認ください。

また、ワーキングホリデービザを申請するには以下の資格を満たす必要があります。

　日本国籍を有している
　パスポートの有効期限がワーホリの滞在期間全てにおいてカバーされている
　申請時の年齢が18歳以上30歳以下である（出発時の年齢ではありません）
　日本の住所が提出可能
　最低2,500カナダドル相当の資金を有している（およそ20～25万円）
　カナダ滞在期間中に有効な医療保険に加入している
　カナダに入国できる権利・資格がある
　往復航空券を保持している（又は帰りの航空券を購入できるだけの資金があること）
　プログラム参加費（261カナダドル）＋バイオメトリクス登録費（85カナダドル）の支払いができる
　扶養家族が同行しない
　カナダで仕事が内定していない
　以前にカナダのワーキングホリデー許可証を受理していない

申請期間と発行されてから入国までの期間
通常、申請から許可証の発行までは、8週間程度かかります。申請者数の多い時期や、健康診断が必要な場合などは、さらに長くかかる場合もあります。
出発前に確実に申請手続が完了するよう、早めに申請することをお勧め致します。許可証の有効期限は、発行から1年間です。必ず有効期限内にカナダへ入国するようにしましょう。

注意点
ワーキングホリデービザには国と年により認可人数が決まっています。発給人数に達した時点で締め切りになりますので注意してください。2023年の発給人数は6500人です。

申請方法
こちらのサイトから申請します。間違いや虚偽の報告が無いように注意しましょう。